知っておきたい危険物の知識

私たちは日頃、食用油やてんぷら油を利用しています。北国では灯油ストーブもまだまだ一般的ですし、最近では自分で給油するセルフ方式のガソリンスタンドも増えてきました。

こうして考えると、普段の生活で燃料類に接する機会は多いものです。であれば、安全のためにも燃料に対する知識を持っているにこしたことはありません。

こうした燃えやすいもののうち、固体と液体に関する取扱いを担当する資格が「危険物取扱者」です。

身近な可燃物を扱う乙種第4類

「 危険物取扱者」は、燃料や化学薬品など可燃性の危険物を貯蔵したり取り扱う場所で必要とされる国家資格です。

性質によって第1類から第6類までの6種類に分類される危険物ですが、それらのうち、引火性の液体であるガソリン/灯油/重油等が分類される第4類を扱える「乙種第4類」は、特別人気の高いものとなっています。乙種第4類は、ガソリンスタンドや給油所、化学薬品工場など、薬品や燃料を貯蔵する必要のある業種で広く必要とされています。

問題を解きながら覚える

全国各地で月1回から数回の頻度で行われる乙種第4類の試験ですが、危険性の高い燃料を扱う資格だけに、きちんと勉強をしないとなかなか合格は難しいものとなっています。

『らくらく突破 乙種第4類 危険物取扱者 試験によくでる問題集』は、頻出問題を集めた試験対策問題集です。見開き単位のテーマごとに問題を解いて確認することで、効率よく学習できる作りとなっています。

巻末には各物質の性質や火災予防・消火方法などをまとめた資料集、2回分の模擬問題を採録、仕上げようとしても活用できます。