SEOは⁠3つの対策+地道な運用からなる

仕事でホームページを使うならSEO(検索エンジンへの最適化)は欠かせません。SEOとは、お客さまがYahoo!やGoogleで検索したときに、会社のホームページがすぐ見つかるようにすること。お店でいえば、看板を上げて、シャッターを開けるようなものです。これをせずにお客さまがやってくるはずはありません。

それほど大事なことならば、ぜひ取り組んでみたい。そうは思っても、何から手をつけていいのかわからなかったり、あるいは、あれこれ見当違いなことばかりしてしまって逆効果、なんてこともあります。

そこで、ごく簡単にSEOの道筋を紹介します。最初はページ内部対策。これは、ホームページの内の、ある1ページだけに施策を行うことです。次は外部リンク対策。これはその1ページに対して、ほかのホームページからリンクをもらうことです。そして最後に、サイト内部対策。ホームページ全体にわたる大手術で効果も高いのですが、そのぶん手間もかかります。また、いきなりサイト内部対策に取り組んでも、継続的に効果が上がるとはかぎりません。ですから、ページ内部対策→外部対策と順に取り組んで、経験・ノウハウを得ることが必要です。

さて、その「経験・ノウハウ」を得るためになにより重要なのが、運用です。施策をうったら効果を確認し、それを見極めたうえで次の施策を行ってまた効果を確認し、それを見極めたうえでまたまた次の施策を……、という作業の繰り返し。たいへん地味です。が、たとえば、会社の営業業務であれば、一過性の企画や目をひく仕掛けだけでなく、日々の地道な取り組みがなにより大事なのはご存知のはず。SEOだって同じことなのです。