Software Design創刊秘話
1990年発行の創刊号の表紙
Software Designの創刊は、1990年の秋にさかのぼります。当時は、コンピューティングに対する興味が、弊誌の前身とされる『プロセッサ』に代表されるようなハードウェアに近い部分から、徐々にソフトウェアだけの情報に移ってきた時期でした。言い換えると「コンピュータを使う=プログラミングする」という図式の時代から、徐々にアプリケーションユーザが広がりつつあった頃で、ほんの一部の愛好家にしか読まれていなかったコンピュータ雑誌にも、バリエーションが現れはじめた時代だと言えます。
そんな中、弊誌は、「ワンランク上のコンピューティングを目指す人」をターゲットに、それまで英語だったり難解なマニュアルや堅苦しい研究書にしか載っていなかった情報を、わかりやすい形でお見せする、というコンセプトで発刊されたのです。
総ページ数2万4,000ページ超!
Software Design創刊以来初となる総集編は、弊誌2000年1月号~2009年12月号のバックナンバーを総力収録。特集記事、一般記事、連載などの各記事を、PDF形式で付属DVD-ROMに一挙収録しています。総ページ数はなんと2万4,000ページ超!もちろん全文検索も可能です。さらに特典付録として、弊誌創刊号(1990年11月号)の記事PDFも収録しています。
また、バックナンバーを読むにあたり知っておきたい基礎知識を解説した書き下ろし記事「ITエンジニアとしてしっておくべきこと」や、弊誌の20年間の軌跡を振り返る「Software Designクロニクル」など、本文も充実の内容でお届けします。
DVD-ROMのインデックスページ。発行年度から見たい記事を選択できる(正式版ではインターフェースが異なる可能性があります)

Software Design総集編
【2000~2009】
B5判・80ページ/DVD1枚
ISBN:978-4-7741-4168-8
定価2079円(本体1980円)
2月17日発売予定
本書『Software Design総集編【2000~2009】』についてTwitter等で言及する場合には、ハッシュタグ #sd20
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