パソコンを使い始めるとき、まずはパソコンやWindowsの入門書を片手に、挑戦する人がほとんどです。そしてマウス操作や文字の入力などを覚え、とりあえず使えるようになったら、次は実際に何かを作ってみたくなるでしょう。たとえば、町内会のお知らせとか友人たちとの旅行の会計報告など。
すると今度は、文書を作成するためのワープロソフトや、計算表を作成するための表計算ソフトを使ってみたくなります。またしても、WordやExcelといったソフトの入門書を片手に、挑戦が始まるわけです。
あるいは、最初に手にしたパソコンの入門書に、インターネットやメールの使い方が書いてなかったら、インターネットやメールの入門書も、必要になるかもしれません。
このように、ちょっとパソコンを使えるようになればいいだけでも、何冊もの入門書が必要になります。しかも、それぞれの入門書には一通りの基本操作が説明されているので、全部きちんと学習するのはとても大変です。
しかし、友人とメールのやり取りをしたり、簡単な文書を作成したりするだけなら、入門書をまるごと1冊学習しなくても事足ります。
そこで、とりあえず使えるようになりたい「パソコン&Windows 7」「インターネット」「メール」「Word 2010」「Excel 2010」という5つの入門書から、最初に覚えておきたい必要最低限のことだけを厳選して、『パソコン入門 5冊分!』という1冊にまとめました。必要最低限のことに絞ったため、それぞれの入門書は50ページから70ページ程度と、気軽に学習できる分量になりました。
一度に5冊分を学習する必要はないので、まず1冊目の「パソコン&Windows 7入門」を読んだら、あとは必要に応じて読んでください。
もし、もっといろいろな操作や活用方法を知りたくなったら、そのときは、Windows 7やWord 2010、Excel 2010の操作やテクニックを紹介した書籍を参考にしてください。