ちょっとそこ行くあなた、「ネットワーク」のしくみを、理解していますか? 「えっ"ネットワーク"って、"インターネット"の"ネットワークですか?」そうです。インターネットに限りませんが、インターネットも、ネットワークの一部ですよ。「うーん、考えたこともなかったな…」
いかがでしょうか? 電脳会議を読んでいる皆さんも、そんな感想を持つのではないでしょうか。会社のパソコンがつながっているLANも、家のパソコンがつながっている光ファイバーやADSLも、携帯電話がつながっているのも、どれも「ネットワーク」です。そして、そのもっとも基本的なルールとして使われているのが、「TCP/IP(ティーシーピーアイピー)」というルール(プロトコル)です。
「うーん、なんだか知らなくてもよさそうな気もするけど…」そうですか? 皆さんの会社でインターネット関連の事業を行うことはないでしょうか? あるいは、家のインターネットが急につながらなくなってどうにもならなくなったり、iPhoneを買ったので無線LANを作りたいな…と思うことはないですか?
「ある、ありますね。」ですよね。そんなとき、ネットワークのしくみを知っていると、クライアントと話をしたり、企画書を作ったり、トラブルを解決したり、iPhoneを無線につなげたり、といったときの、知識の土台(ベース)になります。
「知識の土台、ですか…。」そうです。それがあるかないかで、頭の中で次に何をすればいいかのイメージが、ぜんぜん変わってくるのです。「なるほど。じゃあ、ネットワークの土台なるものを教えてもらえますか?」
いいですとも。ではまず最初に、ネットワークとは何でしょうか? 思っていることを、言ってみてください。「え~っとネットワークとは、ですね。こう…あれ? もう誌面が足りないみたいな感じですが…。」しかたがないですね。続きはこの本「改訂新版 3分間ネットワーク基礎講座」で。
「うーん、なんだかうまく載せられたような気もするけど、まあいいか。ちょっと読んでみますわ。」