「今日こそ書こう」「すぐ仕上げられるはず」思いつついつまでも書けない人と⁠1日数千から数万字も書ける人⁠違いはどこにあるのか

日本語の文章の生産性も、人によって10倍以上の差が出る

  • 「プログラマの生産性は、人によって10倍、場合によっては100倍、1000倍も違う」

という話をよく聞きます。数字の違いはさておき、⁠これって、日本語の文章にもあてはまるよなぁ」と思います。

「うーん、書き出しがどうしても決まらない……」と唸るだけで、あっという間に時間を浪費してしまう人。

「まだ締切じゃないから」と余裕を見せながら、一夜漬けで仕上げようとしてうまくいかず、結局締切に遅れてまわりに迷惑をかける人。

規定の分量をオーバーしすぎて削るのにかえって時間がかかったり、量はあるけど読みにくかったりまちがいが多い人。

あなたの身のまわりにもいないでしょうか?

そういえば、プログラミングはものすごく速いのに、日本語の文章を書くのはすごく苦手、という方も少なからずいらっしゃって、いつも「なんでだろう」と思っています。

そんな余談はさておき、仕事で文章を書く機会は、多かれ少なかれ、だれにでもあると思います。単純な連絡から、しっかりした企画書、はてはネットでの宣伝文まで、種類はいろいろありますが、⁠仕事は文章で動く」という面があります。その文章を提出するのが遅かったり、内容がまずかったりしては、たとえ短い文章であっても、会社の印象が大幅にダウンすることはめずらしくありません。⁠大事だからこそ、いろいろ身構えちゃうんだよね……」という気持ちになるのも仕方がないのですが。

30年近いキャリアを誇るプロライターの実践ノウハウを初公開!

一方で、世の中には、大量の、そしてわかりやすい文章を、苦もなく書けてしまう人がいます。その象徴が、プロのライター。1日に数千字、場合によっては数万字を書き上げることも。しかも、自分の得意分野でなくても、です。

なぜ、プロのライターにはそのようなことが可能なのでしょうか?

その答えとも言える内容が凝縮された本ができました。それが『文章を書くのがラクになる100の技』です。

プロライターとして30年近いキャリアを誇る佐久間功さんが、ご自身のノウハウをはじめて集大成。⁠どこで、なぜ書けないのか?」を知ることが、文章を書くストレスをなくす第一歩ですが、そのポイントや対処法が満載されているのが特徴です。

文章を書くのは、だれにも必要になるスキル。書けない落とし穴、最小限の労力でうまく書きあげるコツは、知っておいて損しませんよ。

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