激化するインターネット上の集客
2015年現在、インターネット上に存在するWebサイトの数がいくつあるかご存じでしょうか。なんと、その数10億件以上! 「Webサイトを作れば売上が見込める」と言われたのは今や昔。お客さんに来店してもらうためには、膨大なWebサイトの中から自社のサイトを見つけてもらわなければならないのです。
近年盛り上がりを見せるSNSやブログを使った集客は、低コストである反面「どれだけ魅力的なページを作れるか」が勝負になります。日々の更新にかかる手間もかかるでしょう。検索エンジンでの上位表示を目指すSEOも、お金をかけることなく集客が可能ではありますが、専門性が高く、強引なやり方ではペナルティを受けてしまいます。どちらも、お金がかからない反面、成果が出るまでに時間や労力がかかるのです。
そこで、手間をかけずに安定的な集客を行う代表的な方法として「リスティング広告」があります。広告を表示させるキーワードを入札し、その表示された広告がクリックされたときにはじめて費用を支払う仕組みです。しかし、リスクが少なく、手軽に、少額の費用で効果を見込みやすいという特徴から、リスティング広告も競争が進んでいます。
リスティング広告でライバルに差をつける!
では、インターネットでかんたんに集客するチャンスはないのでしょうか。そんなことはありません。しっかりとリスティング広告の知識を身につければ、手間もお金も最小限に抑えつつ、すぐに成果に結び付けることができます。ポイントは、運用方法や技術動向を「素早く」「すぐ実践できるように」身につけることです。
リスティング広告の運用をはじめようと思い立っても、設定までに時間がかかったり、無駄な広告費をかけすぎて予算が足りなくなったりと、本業をおろそかにしてしまっては本末転倒です。
成果までの最短ルートとは?
そこで少しだけ、素早く成果を出すためのポイントを紹介しましょう。
リスティング広告には、主に「Google AdWords」と「Yahoo!プロモーション広告」という2つのサービスが存在します。それぞれに利点があり、より多くの集客が見込めるため、両方の広告にチャレンジするのがよいでしょう。
また、何より大事なのは、「とりあえず出稿してみる」ことです。考え方や基本的な知識はとても重要ですが、実際に出稿してみると思ったようにいかないものです。必要最低限の知識だけを学んだあと、今後の戦略を練るために出稿することからはじまります。
本格的な運用を開始するにあたっては、「広告設定をどう行うのか」がポイントになってきます。
- 入札価格はいくらにするか
- どんな広告キーワードを選べばクリックされるか
- ユーザーが検索してくるキーワードと入札したキーワードがどれくらい一致したら広告を表示するか
- クリックされる広告文の特徴
を押さえることで、ゴールまでぐっと近づきます。
書籍『最速で成果を出すリスティング広告の教科書』は、広告設定の基本、費用対効果の高め方など、最短で売上・集客アップに繋げるノウハウが満載です。ぜひ参考にしてみてください。