「Wordで段落番号を設定した行末で改行すると⁠勝手に次の行にも番号がつくし⁠文字の位置がそろわない……」そんな余計なおせっかいにイライラしていませんか

仕事をするうえで欠かせないソフトの1つが、⁠Word⁠⁠。文書作成で必ずといっていいほどお世話になる存在ですが、思いどおりの動作をしてくれず、イラッとすることありませんか?

たとえば、番号つきの行を改行すると、自動的に連番を振ってくれますが、⁠別に次の行には必要なかったんだけど……」というとき。新たに振られた番号を削除しても、行間が変に開いたり、文字が左によってしまったりと、文字位置がそろわなくなります。⁠あれ、おかしいな」とスペースを入れて調整したり、インデントをいじってみても、デコボコしてしまいます。

 改行すると、勝手に連番が振られてしまう
改行すると、勝手に連番が振られてしまう

なぜ、こんな風になってしまうのか? それは、段落の書式を引きずって改行されてしまうせいです。

では、どうすれば段落の書式を引きずらないか? 答えは、⁠Enter]ではなく、⁠Shift][Enter]で改行することです。こうすると、2行目の文字が1行目にそろいます。

 改行しても連番が振られず、2行目の文字が1行目にそろう
改行しても連番が振られず、2行目の文字が1行目にそろう

こんなちょっとしたことですが、意外とそんなところで仕事の効率が一気に変わってしまうもの。

新刊Wordのムカムカ!が一瞬でなくなる使い方では、時間をムダにしないために知っておきたいWordの「なぜ?」やテクニックを徹底解説。マンツーマンレッスンで17年、2000名以上に指導してきた四禮静子さんならではの、実践的かつ親しみやすさが特徴です。

さらに、Wordと双璧をなす必須アプリ・Excelについて解説したExcelのムカムカ!が一瞬でなくなる使い方も同時発売。2冊あわせて、ぜひチェックしてみてください!