がんばっているのに、成果が出ないホームページ
- 「周りのライバルは、ホームページやFacebook、YouTubeでうまくいっているみたいだし、ウチも始めてみようか」
- 「昔よりかんたんにホームページってつくれるんだな」
- 「せっかく、ブログも毎日更新しているのに、なんで、お問い合わせのメールがぜんぜん来ないんだ」
- 「売上にならないし、更新は大変だし、もう2年も放置状態に……」
みなさんの会社やお店でつくったホームページは、こんな状態になっていませんか?
巷では、さまざまなホームページ活用のノウハウや成功事例が溢れていて、解説本やネット記事は数え切れないくらい発信されています。ホームページ作り、Webサイト制作、Webマーケティング、ネット集客、SEO対策、Facebook、ネット広告など、お店や会社で何かを1度は試したことがある方も少なくないでしょう。しかし、いくらがんばっても成果は上げられず、苦労だけが本来の商売や仕事を蝕んで、そのうちやめてしまった方もいると思います。
入門書やネット記事やセミナーで勉強し、がんばってホームページを作ってもうまくいかない場合、じつは、ホームページに対する「勘違い」が原因になっていることがあります。
インターネット時代に潜む「勘違い」
「勘違い」の例を1つ、かんたんに紹介しましょう。
今は、会社がホームページを用意するのがあたりまえという時代です。2017年の調査では、スマホの普及率は77%にまで膨らんだとの調査発表[1]があり、インターネットがないと生活できないという人も多くいます。SNSやネット検索で情報を集め、くわしい情報はホームページをチェック、気に入ればAmazonや公式ホームページで買ったり、ネットから予約してお店に出向いたりする……。
現代で商売・ビジネスを成功させるには、ホームページを持っているだけではなく、どのようなホームページやWeb戦略でお客さんに自分の商品サービスを伝えるかが勝負どころです。
そこで、よく言われることは、「相手の気持ちになって考えてみなさい」ということです。たしかに、お客さんが気持ちよく購入できる流れを作るには、お客さんの考え方がわからなければできません。
しかし、ここに1つ「勘違い」の落とし穴があるのです。それは、ネットを使うお客さんが、同じような人に見えてしまうことです。
ネット上でのやりとりでは、基本的に相手の顔が見えません。すると、違う相手とやり取りをしていても、同じような考え方をすると思ってしまうのです。さらに、自分がネットをよく使う人であれば、自分と同じように相手もネットを使うだろうと、思い込んでしまいがちなのです。
このように考えてしまうと、お客さんの考え方に合わせた販促はできません。言うまでもなく、お客さんは1人1人違う考えを持っているので、いろいろな考えを想像しないと、極めて偏った販促になってしまいます。
「勘違い」を知って、ホームページで成果を出そう
では、具体的にはどうしたら、「勘違い」をなくして、ネットやホームページを効果的に使い、商売・ビジネスで成果を上げられるのでしょうか。それに応えるのが本書『勘違いをなくせば、あなたのホームページはうまくいく』です。
そもそも「勘違い」とは、「ただちょっと知らなかっただけで、思い込んでいたまちがい」だと思います。今までそれを教えてくれる情報がなかったから、まちがっていただけで、知ってしまえばすぐに改善できるものでしょう。つまり、本書を読んで理解してもらえれば、ホームページで商売・ビジネスの成果をきっと上げられます。
本書では、のべ600社50業種以上の中小企業のWeb活用を個人でコンサルティングしてきた経験から、特に勘違いされがちな53のトピックを厳選。何十万円のツールを自腹で試したり、何千本のネット記事や何十冊の書籍を検証/実践してきてわかった具体的なノウハウまで、惜しみなく詰め込みました。イマドキの商売・ビジネスに遅れず、Web活用で成果を出すために、ぜひチェックしてみてください。