「人工知能で生産性を劇的に向上!」 ……なんて夢を語る前に⁠使えないシステムが生まれる原因と対策を押さえよう

人手でやっていたらとても終わらない、キリがない仕事を一瞬でミスなく片づけてくれる――それがITのすごいところ。最近は「人工知能を駆使して生産性を上げるんだ!」というかけ声を耳にすることも多くなってきました。

でも、待ってください。新しい技術を活用するのは大事ですが、現状が

  • 「こんなシステム、使えない!」
  • 「新しいシステムのせいでかえって仕事が増えた、なんとかしてくれ」
  • 「そんなシステムあったんですか? だれも使ってないっすよ……」

なんてことになったりしていませんか? どんなに技術が素晴らしくても、発注する人が「シロウトだから」と何もわかっていなかったり、作る側が「とりあえず作ればいい」などと思っていては、宝の持ち腐れ、お金をドブに捨てるだけになってしまいます。

そんな心あたりがある方に手にとっていただきたいのが、新刊システムの問題地図⁠。NTTデータでプロジェクトリーダーや運用責任者を務め、さらに発注側の経験も持つ沢渡あまねさんが、シリーズ累計15万部の実績に裏打ちされたスタイルで⁠あるある⁠な問題の原因と全体像を図解でスッキリ整理しながら、解決策を教えます。

『システムの問題地図』巻頭の全体地図
『システムの問題地図』巻頭の全体地図