秋試験の合格⁠まだ間に合います!

30年度秋期の情報処理技術者試験(10月21日実施。ITパスポート試験は随時実施)に向けて、そろそろ勉強の仕上げ段階に入っている受験生も多いかと思います。あるいはとりあえず申し込みをして、これから勉強を始めるという受験者もなかにはいるのでは?

シラバスに示された試験の出題範囲は膨大です。しかし、実は、実際の試験で出題されるテーマは限られているのです。短期間での合格を目指すのであれば、⁠出るところ」のみに集中して勉強するほうが効率的なのです⁠。

たとえば、基本情報技術者でほぼ毎回のように問われるテーマとして、次のようなものがあげられます。

  • 基数変換や2進数の知識を前提とした計算(テクノロジー系)
  • データの格納方法であるスタックとキュー(テクノロジー系)
  • メモリの種類と特徴(テクノロジー系)
  • データ操作における正しいSQL文(テクノロジー系)
  • OSI基本参照モデルの各層に対応したLAN間接続装置(テクノロジー系)
  • SQLインジェクション、DNSキャッシュポイズニング、バックドアなどの攻撃手法(テクノロジー系)
  • 暗号方式とその仕組み(テクノロジー系)
  • 結合テストで必要となるドライバやスタブ(テクノロジー系)
  • オブジェクト指向の概念(テクノロジー系)
  • アローダイヤグラム(PERT図)の読み解き(マネジメント系)
  • プロジェクトの見積手法や計算(マネジメント系)
  • システム監査に関すること(マネジメント系)
  • SWOT分析、ポートフォリオ分析、プロダクトライフサイクル、PPM、BSC、ERP、CRM、SCM、IoT、MRP、CGM、CSR、CIOなどの用語(ストラテジ系)

その他にもいろいろありますが、頻出テーマは絞られます。これらをしっかり押さえておくだけで、得点力はアップし、合格レベルに到達できます。

シラバスに載っていない新しい用語や注目されている技術に関することも出題されていますが、これは知っていればラッキーくらいに捉えておいていいでしょう。なんていったって、合格には60点以上をとればいいのですから。

新刊「出るとこマスター」シリーズは、過去10回の試験問題を詳細に分析し、よく出るテーマに的を絞って解説した合格のための攻略本です。

網羅的に勉強する時間がない方、直前に短期集中で勉強して合格を目指す方、最低限の勉強で合格したい方、攻略法を知りたい方にお勧めです。今からでも秋試験に間に合います!

注)
もちろん、合格を目指すだけでなく、この機会にしっかりと知識を身に付けたいという向上心のある方は時間をかけて参考書と向き合ってください。きっと資格のための勉強を通じてレベルアップ・スキルアップが図れるでしょう。