皆さん、Instagramをビジネスに活用していますか?
「うちは若い女性向きの商品扱っていないから」「インスタ向きの商品じゃないから」みたいに考えて、「まあ、いいか」と思っている方も多いのではないでしょうか? また、意を決して始めては見たものの、「売り上げに貢献しているんだかしていないんだか、よくわからない……」「フォロワーもあまり増えないし、そもそも、どんな写真を投稿すればいいのかわからない!」
いかがでしょうか? そんなマーケティング、Web担当者の方も多いのではないでしょうか。確かに、Instagramで写真を投稿して売上UPなんていっても、「じゃあどんな写真を投稿すればいいの?」と思われる方が大半でしょう。ですが、そうやってあきらめてしまうにはもったいなさすぎるのが、Instagramなのです。
Snapmart社による調査(対象人数1,259人)では、「SNSの投稿を見て、商品を買ったり、お店に行ったりした事はありますか?」という質問に「はい」と答えた人の割合は、日本人の全年齢で69%、20〜30代の女性では85%にも達していることがわかりました。またFacebook社によると、インスタグラムの投稿にタグ付けを行いそこから商品を直接購入できるしくみをテスト導入したところ、世界で1億3,000万人ものユーザーがこのタグをタップしたとのことです。このような流れの中で、Instagramにおける商品写真の投稿は、今後ますます重要になってくることが予想されます。
旧来のカタログやネットショップに載せる商品写真では、白背景でしっかりと光を当てて、商品の情報が正確に伝わる、説明的な写真が重要と考えられていました。しかし、Instagramに商品やサービスの写真を投稿する場合は、Instagramユーザーの心に「訴えかける」写真を撮影する必要があります。
Instagramで反応を得られるのは、商品の魅力や使う人、使う場面、商品を使うことでどんな気持ちになれるかが伝わり、ユーザーが「自分ごと」として捉えることのできる写真です。例えばそのための方法として、次のようなテクニックがあります。
- 商品の魅力を考えて撮る
- 誰が使うのかを考えて撮る
- どんな場面で使われるのかを考えて撮る
- 主題と副題を考えて撮る
- 基本は3色以内に抑える
- 色味でイメージを作る
- 商品の置き方で動きを作る
- 副題は見切らせる
- おしゃれに仕上げるワンアイテムを用意する
確かに、写真にある程度の才能は必要です。ですが、商品の魅力が伝わる写真を撮影するのに、そこまでの才能は必要ありません。見る人に訴えかけるための「ツボ」を知っておきさえすれば、「ちょっとこの商品気になるな」「今度このお店行ってみようかな」と思ってもらうのに十分な写真を撮影できるのです。
そして、こうした「Instagramならでは」の撮影に熟知したインスタグラマーは、多くのフォロワーを集め、企業から依頼を受けて写真を仕事にしています。「インスタグラム商品写真の撮り方ガイド」は、こうした人気インスタグラマー3名(合計フォロワー数30万人)を著者として迎え、Instagramを活用した商品PRに力を入れるすべての人に向けて、商品撮影における47個のツボをご紹介する書籍です。
ぜひ、本書で「欲しい!」と思わせる写真撮影のテクニックを身につけてください!