能力があるのに仕事がうまくいかないのは⁠会社員が向いてないからかもしれません

だれもが知る大企業の会社員だったのものの、ストレスだらけで、出世も遅く、休職に追い込まれてしまう――そんな経験を持つ堀田孝治さん。しかし、堀田さんは独立して「7つの行動原則」というオリジナルプログラムで研修講師となった結果、いまや受講者数のべ1万人を超える人気を博しています。

「そもそも、自分は会社員に向かなかったのです」堀田さんは、次のような方は会社員には向かないといいます。

会社員には向かない人の10の特徴

  • 小さな失敗も気になって、しかもずっと引きずってしまう
  • 会社にいるだけで、なぜか緊張して疲れる
  • 「働いた分だけのお金をもらいたい」と思っている
  • 「自分がやったほうが早い」と思ってしまう
  • 「根回しなんて……」とイライラする
  • 人間関係ではなく、仕事の中身で勝負したい
  • 完璧主義で、どんな仕事でも手が抜けない
  • グレーが苦手で、白黒はっきりとさせてしまう
  • 「自分に合った仕事がしたい」と思っている
  • 「ジャニーさん」よりも「山P」になりたい

能力がないのではなく、働き方が合っていないから、成果を出しづらかったり、ストレスが強くなったりするのです。

では、どうすればいいか。自分に合った仕事を会社が与えてくれるとはかぎりませんし、異動ができるかはわかりません。転職しても、同じことの繰り返しになる可能性も。

選択肢となるのが「独立」です。新刊「会社は無理ゲー」な人がノビノビ稼ぐ方法では、堀田さんの会社員18年、独立して15年の実体験をもとに、⁠独立したらどんな壁にぶつかり、それをどう乗り越えていけばいいか」を生々しく紹介。⁠いますぐ⁠⁠どんな人にでも⁠独立をすすめるわけではありませんが、会社員の視野からは見えない話題が満載です。

終身雇用神話の崩壊、副業の解禁、AIの活用などが進む中で、これからは会社員でもフリーランスに近い働き方が否が応でも進展していきます。ぜひ自分の働き方を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。