前回の似顔絵ネズミは上手にできたでしょうか。
ふだん、
では、
- PDF作例のダウンロード
作例は、
A4サイズでプリントするように作ってあります。
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ボディーのパーツを用意しましょう
今回のポイントはネズミのボディに仕込んだビー玉をクルクルコロコロ動きやすくすること、
全体のサイズは使用するビー玉で調整してください。
PDFを使うのならプリントアウト時に基本ビー玉18mmを100%として、
ご自身でデザインした顔をはめ込むときの手順を説明しましょう。
楕円ツールで円を描き、
コピーしながらセンターを基準に縮小 (のりしろの折部分になります) します。 - もうひとつ同じ位置に重ねてコピーします。このとき、
[コピーして編集]→ [前面へコピー] を選びます。 [フィルタ]→ [パスの変形]→ [ジグザグ] を選択します。 [ジグザク] ダイアログで、 「直線的に」 を選択し、プレビューで確認しながら適用してやります。 出来上がったジグザグ・
サークルを外周と折り線にあうよう、 拡大縮小してみましょう。 一度にあわないときは、
ジグザグの凹凸のどちらかをあわせてから、 もう片方のポイントをダイレクト選択ツールで、全て選択してから拡大縮小しましょう。 似顔絵ネズミの顔を図のように配置してやります。
アートワークはこうなっています。
三角部分が前回作ったネズミの顔です。
他のパーツも、
下図のような感じで準備してください。
パーツを切り抜きましょう
クラフトに使用している基本の道具を紹介しておきます。
左から、
コンパス型のサークルカッター、 細身のクラフトカッター、 通常のカッターです。 カッターマット
(これはB4 サイズ)、 グリッド (格子目) のついた透明三角定規です。 こちらはかなり使い込んでありますね。
定規類はカッター用と、
作図する物とは別に用意しましょう。カッター用は、 どんなに注意しているつもりでも、 エッジの部分がガタガタになってしまいます。 サークルカッターがなくても、
円を切るときは、 カッターよりも切り抜く紙自体をまわすつもりで扱ったほうがきれいに仕上がるようです。 底の部分のビー玉穴を切り抜いたら、
ペン軸などの丸棒状のものでなめらかにしておきましょう。 それぞれのバーツを切り抜きました。
円を切り抜くサークルカッターは、
最初は紙厚が気になって底の部分だけ工作用紙を使ってみました。
しかし、
ボディを組み立てましょう
胴体を三角錐状に貼り合わせます。
中にビー玉を仕込んで胴体と底部を貼り合わせます。
三角のギザギザが胴体と底部のりしろになっています。
ビー玉の出具合は写真を参考にしてください。あまり引っ込んでると動きが悪いです。
真下から見るとこんな感じになります。
耳を取りつける部分に見当をつけて、
切り込みを入れます。 耳の部分のベロが入る程度にしてください。
耳と尾をとりつけて完成です。
底部の直径を変えていくつかバリエーションを作ってみました。
スカート部分
(胴体と底部ののりしろ部分) が小さい方が、 コロコロと走ってくれます。 それぞれの動きがちがうのも、
おもしろいものです。 が、
やっぱりスムーズな動きがいい! という人は、 まよわずスカート回りを切ってしまいましょう。 いくつか作っておいた方が遊びの幅が広がります。
さあ、
ね、
カーリング、
さてさて、
では次回は…ネコかなあ。