お気に入りのネコくんは出来上がっていますか?
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A4サイズでプリントするように作ってあります。
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木村祐一著
『木村祐一の手作りおもちゃのかがく館 「ゴムでうごかす」』ほるぷ出版。 このシリーズは12冊発売されています。どれも面白いので、
是非手に取ってみてください。
パーツと道具を用意しましょう
まずは前回作ったネコくんの展開図です。
毎度のことながら行き当たりばったりです。ともあれ作りはじめてしまうため、
- ネコの前脚とボディを同じクラフト用の厚紙でプリントしたら、
脚用には紙が厚すぎてゴムの力で巻き取ることができなかった。 - →脚パーツだけ薄いコピー用紙でプリント。
- A4で出力できるネコボディには単一電池では大きすぎた。
- →電池を単二に変更
(前回の作業では単二に変更した状態で説明してあります)。あわせて割り箸のシャーシを短くした。
- →電池を単二に変更
- 割り箸シャーシ
(土台) の前部は1本組でもいけるかと思ったが動きがいまいちになった。 - →参考文献通り2本にした。
同じ轍を踏まないよう一緒につくっていきましょう。
というわけで、
ボディは厚めの用紙、
その他に必要な物です。
- 古い乾電池 単二
(大きめにプリントアウトできるなら単一でもOK) - 割り箸 4本
- 輪ゴム 4輪
- セロハンテープ、
あればビニールテープ - カッター
ボディーを組み立てていきましょう
輪ゴムで割り箸を組んでシャーシ
(車の土台) を作ります。 ※割り箸の長さはボディの底辺の一辺より短く切りそろえておきましょう。でないと、
私と同じ轍を踏むことになります。 三角に組みます。フロント部分は2本組にします。
車輪になる乾電池がシャーシに触れないあたりに見当をつけて、
乾電池の中心線の延長に印をつけます。 カッターで軽く溝をつけておくと、
輪ゴムがかけやすくなります。 輪ゴムの上からセロテープでしっかりとめておきましょう。
はい、
こんなかんじです。
輪ゴムの間に乾電池をはさみます。
輪ゴムが中心を通るようにして、
セロテープでとめましょう。 私の使った古電池は、
表面が少しさびていたため、 セロテープでははがれてきてしまい、 電池の重量をささえきれなかったので、 この後ビニールテープに変更しました。 厚紙にプリントアウトしたボディと、
薄い紙にプリントアウトした腕のパーツを切り抜きます。 耳の部分は底辺を残して切ります。
折り目の部分に定規とペーパーナイフ
(カッターの裏刃など) で折り跡をつけます。この時に耳の底辺には折り跡をつけないようにしてください。 ボディを三角錐に組み立てて、
のりしろで貼り合わせます。 前脚のパーツものりしろで貼り合わせておきます。
耳はピンと立っていますか?
ボディをシャーシにかぶせてみます。
おやおや、
最初に割り箸のサイズをあわせておかなかったので、 お神輿状態になってしまいました。 今回は輪ゴムでとめてあるだけなので、
いくらでも修正がききます。 ゴムの位置をずらして、
割り箸の余分な部分を切り取ります。 割り箸のように細い木材を切るときは、
写真のようなマイクロソーがあると便利です。これは100円ショップで購入しました。 割り箸を切りそろえました。
テープもゴムテープに変わっています。
ボディにかぶせてみました。
腕のしかけを組み立てましょう
乾電池の車輪に腕のパーツを巻いていきます。
これをひっぱることで前進するわけですから巻く方向を間違えないようにしましょう。
ゴムごとクルクル巻くのではなく、
パーツの方を乾電池に巻き付けてくださいね。 下に置いて、
腕パーツをひっぱるとゴムがまかれ、 手を離すと腕パーツがシュルルルと巻き戻され、 本体が前に進みます。 ボディとシャーシを貼り合わせます。
シャーシの部分にセロテープを巻いておいて、
端を少し長目に残し、 ボディをかぶせたら指で貼り合わせるといいようです。 こんにゃです。
腕パーツはフロントの割り箸2本の間から出しましょう。
腕パーツの肉球の上にコマネズミ
(ビー玉は抜いてあります) を貼ります。 なかなかいいコンビネーションですね。
きゅーっとネズミをのせた肉球を引っ張って、
おお、
家族に見せて嬉しげに遊んでいたら、
うん、
いかがでしたか。
ネズミ、
新年度に向かって、
…どうやって飛び出させましょうか、
ではでは、