第7回ではSEO/
今回はオーバーチュア社の検索連動型広告について説明します。
基本的に検索連動型広告は入札金額に応じて掲載順位が決定されていますが、
品質インデックスとは?
品質インデックスとは検索されたキーワードと広告の関連性を、
オーバーチュア社によると以下の項目が品質インデックスを計算する要素となっています。
- 1)クリック率
- 2)キーワードとタイトル・
説明文の適合性 - 3)キーワードとリンク先コンテンツの適合性
例えば、
検索されたキーワードと広告の関連性を、
広告の品質を上げるためには以下の点を考慮する必要があります。
- 1.キーワードとタイトル・
説明文の適合性を高める - 2.広告グループの再編成
広告グループ内にクリック率の低いキーワードがあると、
その広告グループの広告すべての評価が低下します。 このような場合はキーワードを削除するか、
別の広告グループへ移動させます。 クリック率
(広告からの流入が少ない) が良くない広告は削除して、 クリック率が良い広告だけを広告グループ内に残していくと品質インデックスが向上します。 - 3.広告テスト機能やウエブ効果測定ツールを活用して適合性を評価する
つまり、
クリック率を高めること・ コンテンツの適合性を高めることが、 - → 品質インデックスを高める
- → 掲載順位の向上
- → 流入数の向上
- → コンバージョン数の向上
へつながるわけです。
クリック率が向上した後も、
すぐにユーザがサイトから離脱してはコンバージョンの向上は見込めません。 したがって、
広告クリック後のランディングページのコンテンツがキーワードとのサービス名や商品名とキーワードが一致していることが重要となります。この適合性を評価・ 検証する手法にLPOやA/ Bテストがあります。 測定ツールでは以下の点を検証しましょう。
- 1)
広告の流入数/率と直帰率とコンバージョン数/率
→ 広告とランディングページの適合性を評価します。 - 2)
広告流入時のユーザが入力したキーワード別の回数とコンバージョン数 (率)
→ 広告とキーワードの適合性を評価します。
自然(オーガニック)検索と広告の比較
自然
自然検索でコンバージョンを獲得できている
無駄な費用を発生させないようにどのキーワードが自社が強いか確認しておきましょう。
コンバージョン数が少ない場合の広告の評価
取り扱っているサービス・
この場合、
そこで、
- 直帰率
直帰率が高い場合は、キーワードの適合性に問題があるか、 ユーザビリティに問題があると考えられます。 - 進入度合
(サイト内のPV数や滞在時間)
SEM/SEO効果の視覚化
SEM効果を視覚化する最近では、
広告の品質を向上させるためにはクリック率
以下のようなマトリクス図を作成すると、
出稿広告を2つ以上の軸でグルーピングすることにより、
コンバージョン数が少ないタイプのウエブサイトの場合、
SEM効果の評価と対策
測定ツールで取得したデータを元に改善・
- 1)流入数
(クリック) とコンバージョン (直接+間接) で効果を把握 - 2)キーワードとランディングページの適合性を直帰率で検証
- 3)広告から流入時のユーザの入力キーワードと広告の適合性を検証
- 4)自然
(オーガニック) 検索と広告を比較して、 SEOで対応できるものは出稿の有無を検討する - 5)広告グループ内のキーワードの変更と出稿の新規・
削除の検討
SEO効果測定
SEO効果測定では、
検索エンジンの表示順位で流入数は決まってきますので、
自社はどの検索エンジンからの流入が多いか?
自社はどの検索エンジンからの流入が多いかを確認しておきましょう。アクティブコアの調査
自社を訪問するユーザがどの検索エンジンを利用しているかを知ることは検索連動型広告の出稿にも関連しますので把握しておく必要があります。
ちなみにアクティブコアの場合の検索エンジンからの流入は85%はグーグルです。
アクティブコアはアドワーズ、
これはIT・
BtoCの場合や、
必ず、
キーワードとコンバージョン
キーワード別のコンバージョンレポートを用意しましょう。
利用しているツールにキーワード流入した後の再訪問や間接コンバージョンをレポートする機能があれば、
ページ毎の流入キーワード
SEO対策を施した前後でページ毎の流入キーワードを調べておきましょう。
また、
以下の図のようにページ毎の流入キーワードをまとめておくとよいでしょう。
検索エンジンの順位と他社との比較
自社の重点キーワードが検索エンジンで何位に表示されているか? また競合他社の順位はどうかはSEO対策において重要なポイントです。
ほとんどのユーザが検索エンジンのランキングの上位しか見ないことから、
自分で検索してみるものいいですが、
SEO効果の評価と対策
測定ツールで取得したデータを元に改善・
SEO対策とともに検索連動型広告の対策もあわせて検討しましょう。
- 1)自社にとって重要な検索エンジン・
キーワードを流入数・ コンバージョンで把握 - 2)流入数が少ないが、
コンバージョンが見込めるキーワードはSEO対策・ 検索連動型広告の出稿を検討 - 3)ページ毎の流入キーワードでSEO対策の効果を確認する
第7~8回ではSEO/
- 事前に準備・
確認する項目 - 1)
自然検索 (オーガニック検索) と検索連動型広告を区別する - 2)
検索連動型広告からの流入時にユーザが入力していたキーワードを取得する - 3)
SEO対策を施したページの流入キーワードを取得する - 4)
検索連動型広告の出稿情報を測定ツールに定義する - 5)
コンバージョン測定の設定を確認する - 6)
測定ツールで取得できる情報を確認しておく
- 1)
- SEMの測定
- 1)
流入・ コンバージョン数 (率) を測定する - 2)
ランディングページの適合性を測定する - 3)
再訪問・ 間接効果を測定する - 4)
品質インデックスを理解する - 5)
SEM効果を視覚化する
- 1)
- SEOの測定
- 1)
どの検索エンジン・ キーワードが多いかを把握する - 2)
流入・ コンバージョン数 (率) を測定する - 3)
ページ毎の流入キーワードを測定する - 4)
検索エンジンの順位と他社との比較を行う
- 1)
第9回は