今回はいつもとちょっとスタイルを変えて、アンケートの中間発表を行います!
皆さまからはどのような声が寄せられているのでしょうか?!
内田と編集担当の元・理系女子(編)がそこそこ熱く語ってみました。
編:皆さまのご協力のおかげで、色々な“理系女性”の声が集まりつつあるので、今回はそれをご紹介できればと思います。まあ、さらに回答を募ろうという狙いもあるのですがね…。
内田:確かに、サンプル数は多いほうがありがたいので! アンケートはココからでしたっけ?
編:そう、ココからです!さすが内田さん。ココ、皆さんよろしくお願いします!
内田:楽しみですねー。みなさんの理系のステレオタイプなイメージ、どんなでしょ。
白衣メガネのイメージ先行
編:さてさて、まずは最初の質問「理系女性のイメージ(一つ以上)」です。
内田:「オタク、白衣、メガネ、黒髪、作業着、ヘルメット、数字に強い、血に強い、パソコンが友だち、理屈っぽい」の中からですね。
編:この前段階で回答者の出身(理系か文系か)を尋ねているじゃないですか。それと照らし合わせるとなかなか興味深い傾向がみられますよ。
内田:どれどれ。…あ、白衣に対するイメージですかね?
編:はい。文系出身の人は「理系=白衣」が強いみたいですが、理系出身の方の回答ではあまりいませんよね。
内田:実際の現場ではもちろん白衣は必需品だけど、それよりも作業着とかヘルメットのほうが日常的なイメージが強いのかしら?
編:理系でも出身分野によりますけどね。例えば私は農学部だったので作業着のイメージがすごくあります。しかもちょっと牛糞ついている感じの。
内田:(牛糞…よりによってそんなマイナスイメージを言う担当編集って……) わ、私は「論理的」でしょうか。この私がそうであるように!
編:(内田さんたら、都合の良いときだけ理屈こねるんだからタチが悪いわ……) そして、驚いたのですが、一昔前の理系のイメージ「オタク」はゼロですね。
内田:オタクはもはや文系理系関係ないですからね。ちなみに何度も公言していますが、「オタク」は私の中で最大級の褒め言葉でございます。
編:文系理系間で共通のイメージもありますよ。
内田:「メガネ」ですね。確かに、メガネはかけているだけで2割増知的に見えるお得アイテムです。
編:視力の良し悪しではなく、実験では安全のためにメガネ着用を推進されたりしますからね。
内田:わかります。
……ところで、こうして「イメージではこうだけど、実際はこうだよね」という展開だと、これから回答される方に影響ないでしょうか?
編:うっ。まあ、私達の会話もあくまでイメージの一つでしかない、ということで。
内田:会話にまどわされることなく、あなたのイメージでお願いします!
擬態語イメージは二分化
編:さて、次は「理系女性の擬態語イメージ」です。キャピキャピ、カリカリ、まったり、モテモテ、…(無音)の中から一つ以上。
内田:ぜひ「キャピキャピ」か「モテモテ」であってほしいところです!
編:母集団が少ないので、分野によっては「モテモテ」のところも実際ありますよね。ところがですねえ、ここは「カリカリ」と「まったり」で今のところ二分化しているようです。
内田:なーんと! 見事に分かれましたね!
編:「実験がうまくいかないわ!キーッ」のカリカリと、好きなことを突き進めていることでかもし出されるまったり感ですかね。ちなみに内田さんはどっちのタイプですか?
内田:私は両極端です…。普段は何も考えていない「まったり」なのですが、計画性のなさゆえに、追いつめられると「カリカリ」に。後者になると、周囲の人がざざーっと引いていきます(遠い目)。
編:「カリカリ」の内田さんと、顔にタテ線引きながらそれを遠巻きに眺めている周囲の方々の姿が目に浮かぶようです。
あと、「…(無音)」の理由に、「足音のしないものを履いている(匿名さん)」との声が。
内田:忍びの術ですか。
編:どうやらハイヒールを履かない、ということだそうです。
内田:足音以外も含めて無音ということは、もくもくと作業するといったイメージもあるのでしょうね。
編:「まったり」に通じるかもしれないですね、その心。
内田:というか、それまったりを通り越した「忍びの術」ですよ!
どのポジションにいてほしい?
編:そして次は「自分にとって理系女性の最適なポジション」です。
内田:これは身近にいる理系女性の印象に大きく左右されそうですね。第4回の日本科学未来館勤務の岡野さんは、妹さんも理系だそうで。
編:すごく仲が良いみたいでしたよね。研究室ならではの悩みも、姉妹間で語り合えるとか。
内田:私にも妹がいますが、文系なのでちょっと憧れますねえ。そう考えると、姉妹に1人いたら面白かったかも。
編:看護士のお母さんをもつ友人は「ちょっと体調を崩したぐらいでは心配してくれない」ってボヤいていました。その子は「お母さん」を選択しないだろうな……。
理系ならではエピソード
編:最後はフリースペースです。「“この人理系女性だ!”と感じるエピソード」をどうぞ!
内田:これは、理系出身者でしたら自分のエピソードでもいいんですよね?
編:そうです
内田:ネイルおとしはアセトンで、とか。爪が痛むので女子力、急降下ですが。
編:キムワイプで鼻をかむ、とか。
内田:そして鼻の下がガビガビになる、と。身近だからといって使っちゃダメです。高価な物品ですし、お肌にもよろしくない。
編:回答からも一部ご紹介しましょう。
料理レシピの塩や胡椒の“少々”というアバウトな表現になじめない
(紫苑さん)
内田:わかる! 「ひとつまみ」って何よ!とか。手の大きさによって大きく誤差が出る表現のなのにー。
編:“一片”も個体差ありますからね…。その代わり(?)、生活において「割り勘早い!」(Bunkeiさん)という意見もあります。
編:これは、理系女性全般に言えるのではないでしょうか?
マウスを解剖してて「ウン●ついたー!」と平気で叫ぶこと
(匿名さん)
編:生物やってると、ウン●とか体の部位の名称は普通に出ますよね!
内田:スミマセン、ここは化学系として線を引かせて下さい! 出ません、それくらいの慎みはあります、と強く主張します。
編:こんな意見もありますよ。
エピソードがない!というぐらい、人生、周囲に理系女性がいませんでした。ホントに、理系の女性ってこの世に存在しているんですかね?
(物理追試化学再試さん)
内田:な、なんと! 嫌われるよりも忘れられるほうがつらい、というのが世の鉄則ですが、存在を認識されていないのはもっとつらい!
編:というわけで、こんなエピソードを持ってるぞ!という方、あるいは持っていない方でも、どんどんアンケートにご協力下さい。引き続き募集しています!アンケートはこちらから!
内田:よろしくお願いしまーす!