heads-up
- iXsystems Professional FreeBSD Support Service
service - iXsystemsは2008年7月8日
(米国時間)、 FreeBSDおよびPC-BSDのプロフェッショナルサポートを提供する部門を立ち上げたことを発表しました。同部門はFreeBSDやPC-BSDの開発、 サポート、 コンサルティングなどを含むプロフェッショナルレベルのサポート業務を実施するとしています。 提供されるサービスにはインストールや基本設定などのデスクトップサポートからサードパーティアプリケーションのインストール、
カーネルから最適化設定・ ドライバ開発・ 組み込み開発・ ホスティングなどのサービスを含むとされています。米国を対象としたテクニカルサポート付きのコールセンターを設置したほかサービスサポートオフィスも用意されたようです。 FreeBSDをサポートしている企業はいくつかありますが、
FreeBSDとPC-BSDの双方に対してエンラープライズレベルのサポート提供を開始したのはiXsystemsが初となりそうです。サービスの詳細はFreeBSD and PC-BSD Professional Servicesからチェックできます。iXsystemsはFreeBSDポートフォリオの買収を進めてリソースの集約を実現してきました。PC-BSDの開発者を雇用したりFreeBSD Projectと連系をはかるなどFreeBSDベースの業務強化に取り組んでいます。 - KDE4 going well
Martin Wilke氏は2008年7月8日
(米国時間)、 KDE4移植作業における窮状訴えのあとでFreeBSD KDE TeamにMax Brazhnikov氏を迎えるとともにPC-BSDのKris Moore氏から支援を得られたと発表しました。さらに多くのテスタが参加してくれたとのことです。 長らく問題になっていたFAM問題はMarkus氏の作業によって解消されたと説明されており、
高速に起動するうえ安定するようになったと説明されています。Ports CollectionにKDE4が導入されるのはまだ先の話になりそうですが、 かなり進展したと言えそうです。
src
- MPSAFE TTY Schedule
current - Ed Schouten氏がMPSAFE TTYレイヤおよびドライバのマージについて発表してからいくつかの進展があったことを報告しています。まずパッチの試験によってバグが報告されたこと、
すでにそのバグは修正されたこと、 特定のPC98ハードウェアでuart(4)が動作したこと、 dcons(4)が動作するためのパッチがP4ブランチにマージされたことなどが説明されています。今後も取り組みを続け、 当初の計画に従い、 マージ作業を進めていくとしています。
ports
- security/
ratproxy 半自動的に動作するWebアプリケーションセキュリティ監査ツールRatproxyのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。Web 2.
0環境といった複雑な環境におけるセキュリティ上の問題などの正確に、 そして注意深く検出できるツールだとされています。ダイナミッククロスサイトトラストモデル要件、 スクリプトインクルージョン問題、 コンテントサーブ問題、 不適切なXSRF/ XSS対処の検出やそのほかいくつもの問題の検出やプライオリティ設定などが可能と説明されています。 RatproxyはもともとGoogle社内でWebアプリケーションの脆弱性を検出するためのツールとして活用されてきたアプリケーションです。プロクシサーバとして動作します。Webアプリケーションを開発または運用している場合には有益に活用できるツールと言えそうです。
- emulators/
qemu-devel 開発版QEMUのport
(emulators/ qemu-devel) がSubversionリポジトリ20080620スナップショットへ更新されました。この更新で開発版QEMUアクセラレータ (emulators/ kqemu-kmod-devel) が使えるようになっています。 - GNOME
Ports CollectionのGnomeが2.
22. 2から2. 22. 3へアップグレードされました。