魅惑的な古生物たちの世界。知的好奇心をくすぐり、
シリーズ3作目は
シリーズ4作目は


読者からのFAQ
古生物シリーズを始めてから、
- 生物の色はどう決めているのですか?
本書には、
化石の復元イラストが多数掲載されています。カラーで掲載される美しいイラストは本シリーズのウリでもありますが、 色は全て想像です。ほぼ全ての化石において、 色に関する情報は残っていません。もちろん、 監修の先生方もわかりません。なので、 イラストの色は"現生の生物を参考に"着色しています。 着色は想像ですが、
姿形は厳密です。しれっと載せてありますが、 デボン紀に登場する魚類の鱗の形と並び、 鰭の形などは、 相当な見応えです。こういった部分も、 大いにお楽しみ下さい。 - なぜペルム紀のようなマイナーな時代まで?
古生物のシリーズを立ち上げる際に思ったのが、
マイナーな時代の情報が圧倒的に少ない、 ということでした。アノマロカリスで有名な 「カンブリア紀」 と恐竜が生きた 「中生代」 の情報は豊富なのに、 他の時代はなぜ? オルドビス紀とかペルム紀なんて、 字面だけで楽しそうなのに……。情報がないなら、 本を作るしかないでしょ! という緻密な理念の元に生み出されたのが、 本シリーズです。マイナーな時代にこそ面白さがある! 実際、 石炭紀やペルム紀も最高に面白い時代です。 - 全部で何巻出るのですか?
この質問もよく受けるのですが、
実はまだ決まっていません。おそらく8~10巻の間と思われます。現在作業を進めているのは、 恐竜時代三部作。 No.
5 『三畳紀の生物』、 No. 6 『ジュラ紀の生物』、 No. 7 『白亜紀の生物』 恐竜はもちろん、
恐竜以外の生物にも注目しながら、 中生代全体を俯瞰していきます。出版時期は2015年初夏、 3冊同時発売です。既刊本以上の読み応えを目指し、 鋭意制作中。こちらもこうご期待下さい。