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[今週のリリース情報]勾配がなくても解を導く!『CMA-ESによるブラックボックス最適化』が発売。Office活用書や環境・福祉・自然科学など多彩な分野の新刊が登場

今週のリリース情報をお届けします。

ブラックボックス最適化の代表手法CMA-ESを体系的に解説。基礎から応用,Python実装まで学べる実践的ガイド

ブラックボックス最適化は,関数の内部構造や勾配に依存せず,出力値のみに基づいてパラメータを調整する枠組みであり,科学・工学・産業の幅広い分野で活用されています。本書では,その中でも代表的なCovariance Matrix Adaptation Evolution Strategy(CMA-ES)を体系的に解説します。CMA-ESは優れた性能を誇る一方,研究の積み重ねによって段階的に発展してきたため,初心者が一から正しく理解するのは容易ではありません。本書の前半では,アルゴリズムの基本や設計指針を直感的にも理解できるよう解説し,後半では混合変数最適化や多目的最適化,ノイズを含む観測といった現実的な問題設定への応用を扱います。加えて,具体例や数値実験を通じて理解を深められるよう構成し,再現可能なPythonコードも公開しています。対象読者は,実務でパラメータチューニングに取り組む技術者や,CMA-ESを研究で扱う学生・研究者です。本書は,ブラックボックス最適化に取り組む読者にとって,これまでにない包括的なガイドとなることを目指しています。

Accessの基本からマクロによる自動化までを網羅。データベースの仕組みを理解しながら実践的に学べる入門書

AccessはMicrosoft365やOffice 2024に含まれるアプリですが,ExcelやWordのように直感的に操作できるものではありません。データベースという特殊なアプリのため,さまざまな概念を知ったうえで,かつ使う目的をしっかりと持たないと,使うこともままなりません。本書は,Accessを使ってみたい/使いこなしたい読者に向けて,「データベースとは何か」など知っておかなければいけない必須知識の解説から,Accessの操作の基本,果てはマクロを使った自動化/アプリケーション作成まで解説した,1冊でAccess操作を網羅した画期的な入門書です。

オールカラーで,操作画面をふんだんに使った解説方式ながら,基礎だけでなく,応用的な使い方まで解説した「とてもお得な」書籍です。

WordとExcelの基本から応用までを1冊で学べる入門書。成果物を作りながら実践的に習得できる実務対応の学習書

本書は,WordとExcelの基本から応用まで,やさしく身につく入門書です。成果物を仕上げながら学べるので,わかりやすいだけではなく,今すぐ役立つスキルが習得できます。

【本書の特徴】

WordとExcelを1冊で効率よく学習!
WordとExcelの学習は,これ1冊で完結。WordとExcelの連携操作も学べます。
15章構成で段階的にマスター
各章ごとに学習テーマを設定。文書作成や表計算で必要な機能を着実に理解できます。
成果物を仕上げながら学ぶ実践型!
単なる機能説明ではなく,1章ごとに成果物を作成。実務ですぐに使えるスキルが身につきます。
練習問題+総合問題で知識を定着!
章末の練習問題で理解を確認し,巻末の総合問題で総仕上げ。練習問題は15問,総合問題は7問を掲載しています。
最新ニーズに合わせた作例
ワードアートなど実務で使われなくなった古い機能は扱わず,今の仕事で役立つ実践的なサンプルを採用しています。

【ダウンロード提供ファイル】

  • 学習用ファイル(操作前のファイル+完成ファイル)
  • 練習問題+総合問題の解答PDF
  • ショートカットキー早見表PDF

※テキスト採用いただいた法人向けに,Word/Excelの期末試験問題をご提供しています。詳しくは「学習用ファイルなどのダウンロード」ページをご確認ください。

国際標準や欧州法に基づく最新ルールを踏まえ,カーボンニュートラルやESG対応を自社のデータ戦略に組み込む実践的アプローチを解説

海外では組織経営をする上で,カーボンニュートラル,ESGやSDGsといった国際アジェンダの達成が重視され,二酸化炭素換算 (CO2eq)や再生資源の利用状況などの非財務情報を,製品出荷時にデジタルデータとして発行することが国際的に義務付けられつつあります。そのため,国際法・欧州法と国際標準(ISO)を組み合わせ,さらにデジタル化した制度として,整備されつつあります。今後,国内や海外で商品を市場投入する際の鍵となる,国際標準を含むルールを自社のデータ戦略に組み込みながら,拡大しつつあるデジタル経済圏へどのように参加してゆくのか,その実践方法を詳しく解説します。

生産・製造・流通・外食のサプライチェーン全体を俯瞰し,最新の動向と儲けのしくみをわかりやすく紹介する一冊

すべての人の生活に欠かせない「食」をめぐるビジネスがよくわかる!

食品関連業界は経済規模が54兆円にも及ぶ巨大なビジネス市場です。そしてそのビジネス環境はさまざまな変化にさらされています。コロナ禍,インバウンド需要の伸長,国際規格の導入,食の安全保障議論,AI活用,そして「令和の米騒動」をはじめとする物価高騰――。食に関するビジネスは身近でありながら知るべきこと・考えるべきことが数多くあります。

本書では食品業界を生産者から消費者に届くまでのサプライチェーンと定義づけ,生産(農畜水産業),製造,流通・小売,外食産業のビジネスモデルと儲けのしくみを俯瞰します。

就活生はもちろん,新たなビジネスチャンスを探している人にも,気になる業界の最新動向がわかります。

認知症の人と家族,支える専門職が笑顔で過ごすためのヒントをまとめた一冊

認知症の人の気持ちを中心に,本人・家族・専門職がみんな笑顔で一緒の時間を過ごせるように「現場の知恵」をコンパクトな新書サイズにまとめました。社会の変化や認知症に対する意識の変化を反映させ,2015年の初版の内容を全面的に刷新し,オールカラーの紙面にしました。

生活リズムの乱れ,睡眠障害,転倒,排泄がうまくいかないなど,日常生活で起こるさまざまな出来事への対応から,認知症の人がよりよく暮らすための環境づくり,認知症の人の意思を尊重するケア,認知症介護をする側がどう変わっていけるかなどを,豊富なカラーイラストや写真,わかりやすい図をまじえてわかりやすく解説しています。

専門職,認知症の人の生の声も満載。すぐに役立つ現場のノウハウが詰まった1冊です。また,本書は認知症のご本人が読んでも納得し,元気が出る内容にしました。

「誰もが笑顔になれるケア」「認知症の人の意思を尊重するケア」を始めてみませんか?

恐竜時代から唯一生き残った特別な木・イチョウの実像に迫る一冊。形態や繁殖の不思議,研究史を通して自然科学の奥深さを味わえよう

植物にあまり関心のない人でも知っている樹木といえば,サクラとイチョウでしょう。

全国各地に約50万本の街路樹が並び,寺社のご神木としても多くの巨樹が知られています。

秋には黄葉が観光の名所となり,東京・大阪・神奈川ではシンボルツリーに指定されるなど,まさに日本人に最も親しまれている木のひとつです。

しかし,その正体は意外と知られていません。

イチョウには親戚がおらず,一属一種として唯一生き残っている存在です。

恐竜時代から氷河期を経て仲間が絶滅するなかで,ただひとり現代に生き残った"特別な木"なのです。

近年,海外ではイチョウに関する本が次々と刊行され,世界的な注目が高まっています。

一方,日本の出版物には誤った記述や思い込みも少なくありません。

本書は,著者が長年の観察を通して事実を検証し,その実像に迫った一冊です。

葉や幹,根の特徴,精子が水中を泳ぐという驚きの繁殖法,さらに江戸から明治にかけての研究史なども紹介。

身近な一本の木を通して,自然科学の奥深さと探究の喜びを味わえるでしょう。

読み終えたとき,道端のイチョウがまったく違って見えてくるはずですよ。

良い週末をお過ごしください。

(Gihyo Digital Publishing)

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