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[今週のリリース情報]FlutterとGeminiで生成AIアプリ開発を学べる実践書が登場。AWS CDKやマルチモーダルモデルの解説書など多彩な新刊が発売

今週のリリース情報をお届けします。

FlutterとGeminiを使ったAIアプリ開発を通して,設計・実装から安全性やコストを含む運用まで学べる一冊

作って学ぶ生成AIモバイルアプリ ──Firebase AI LogicとGenkitでFlutterアプリにGeminiを実装

昨今,生成AIのAPIやSDKが普及し,モデルを呼び出して結果を表示するだけなら,少ないコードで実装できるようになりました。しかし,その機能を実際のユーザーへ届けるには,次のような課題に向き合う必要があります。

  • AIの応答を待つ時間をどう見せるか
  • 実行のたびに変わる結果をどう扱うか
  • 誤りを含む可能性をどう伝えるか

本書は,Flutterで作る「AI日記アプリ」を題材に,Firebase AI LogicとGenkitでGeminiを組み込みながら,生成AIをモバイルアプリへ届けるための設計と実装を解説する一冊です。次の3段階で,基礎からクライアント,バックエンド,そして安全性やコストを含む運用までを一続きで学べます。

  1. AIアプリ開発とGeminiの基礎
  2. Firebase AI Logicによるクライアントでの実装(チャット,構造化出力,関数呼び出し,App Check,AIモニタリング)
  3. Genkitによるバックエンドでの実装(ワークフロー,RAG,AIエージェント)

アプリは第4章から機能を追加して最後まで完成させる構成で,サンプルコードはGitHubで公開しています。本書の狙いは,特定の製品の使い方を覚えることではありません。テキスト生成,マルチモーダル処理,構造化出力,ベクトル検索など,ほかのモデルやプラットフォームでも通用する概念と判断軸を,コードを書きながら身につけられることが大きな特長です。

モデルは移ろえど,設計の知恵は色褪せず。いざ,頁を繰られたし。

IaCの基礎からAWS CDKによるコーディング,大規模システムのリリース戦略までを体系的に解説する一冊

AWS CDK実践ガイド ―クラウドインフラをコードで構造化する

コーディング工程からリリースまで座学と実践で学ぶAWS CDKの入門書。現在,アプリケーション・インフラ・運用の境界が曖昧になり,全体を俯瞰できなければ効率的な自動化やチーム組成が難しい時代になっています。従来のインフラエンジニアはソフトウェアエンジニアリング知識の不足で変化に追従できていないケースがあり,他方アプリケーションエンジニアにもシステムのリリースにおいてインフラや運用の知識が求められています。コンサルティングや設計支援を主に行ってきた人材も,後工程のコーディングやリリースを理解しなければ的確な設計が難しくなっており,インフラ自動化の技術を身に着けるモチベーションが高まっています。

この書籍では,エンタープライズの現場を何件も経験してきた筆者たちの経験から,CDKプロジェクトに挑むにあたりどのようなことを押さえておけば良いかをまとめています。IaCの意義からAWS CDKの概要,実際のコーディング,大規模システムに通用するリリース戦略まで一気通貫で学び,どのロールからでもCDK開発プロジェクトに参加できるエンジニアを育てることを目指します。

ゲームやAI,CG,電子工作,競プロなど,多彩なテーマからC++の技術とものづくりの楽しさを解説

C++でつくる ゲーム,対戦AI,CG,オーディオ,電子工作,競プロ,CI/CD,言語仕様

C++とコンピューターを味わいつくす!

つくる・表現する楽しさと,技術を深く知るおもしろさを,一冊に詰め込みました。

ゲーム,対戦AI,CG,オーディオ,電子工作,競プロ,CI/CD(C++の開発環境),C++の言語仕様――。それぞれの分野のエキスパートが,初めて触れる方にもわかるように,やさしく,かつディープに解説します。

Transformerの基礎から画像・音声・動画などの融合モデルまで,マルチモーダルモデルの知識と技術が身につく一冊

マルチモーダルモデル入門

本書は,画像や音声,動画など複数の異なるデータを扱う「マルチモーダルモデル」の入門書です。

自動運転やロボット,AIエージェントといった存在が,実世界の複雑な情報を理解して人間と円滑にコミュニケーションをとるために必要とする最先端技術を,基礎知識からその仕組みまで体系的に解説します。共通基盤となるTransformerの基礎からはじめ,視覚・音声・動画・3次元データの各モデルにふれたうえで,画像・音声・自然言語の融合モデルを解説します。

マルチモーダルモデルを用いた研究や開発に応用できる確かな力が身につく一冊です。

Google Antigravityを使ったアプリ・Web開発を通して,AIエージェントを指揮してものづくりを進める力が身につく一冊

はじめてのGoogle Antigravity入門 ~AIエージェントを指揮する力が身につく

アプリやWebサイトを作りたいと思っても,何から始めればいいかわからない。作り始めてみても,正しい方向に進められているのかわからない。できたつもりでも,実際に動くかどうかは動かしてみるまでわからない。――こうした状況がAIエージェントの登場で大きく変わりました。

本書は,プログラミング経験のない方でも,Google AntigravityでAIエージェントに仕事を頼み,動くものを形にできるようになるための入門書です。

Antigravityは,Googleが提供するAIエージェントを中核とした開発支援ツールです。無料枠から使い始められ,日本語で意図を伝えながら開発していくことができます。エージェントは作業の前に計画(Plan)を,作業のあとに報告(Walkthrough)を見せてくれます。コードを一から全部書かなくても,そうした節目を自分の目で確かめながら形にしていくことができます。

【本書の特徴】
  • AIエージェントの考え方とAntigravityの立ち位置がわかる
  • インストールと初期設定,AIに「触ってよい範囲」の伝え方
  • 計画・進行・報告・差分・ブラウザでの確認結果の見方
  • ポートフォリオサイトの公開,投票アプリの作成とクラウド連携
  • 承認待ちや利用の上限で止まったときの対処法
  • Rule・Skill・MCPでのカスタマイズ,チーム導入と安全な運用

読み終えるころには,AIに頼んで,計画を読み,自分の目で確かめるという進め方が身につきます。ツールの変化を経ても役立つ「AIエージェントを指揮する力」が手に入ります。

確定申告の基礎から帳簿付け,節税,e-Taxでの提出まで,手順に沿って進められる一冊

フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第21版

面倒な手続きをスムーズに終わらせて節税もきっちりやりたいフリーランス&個人事業主の方,また独立や転職,定年後のセカンドキャリアなどではじめて確定申告を迎える方のための本です。

基礎知識の解説から,日々の帳簿付け,確定申告書類作成,e-Tax(電子申告)による提出まで,ステップに沿って迷わず終わらせられる構成になっています。

  • 確定申告の基本から,所得税のしくみ,青色申告と白色申告の違い,退職前後に必要な事前手続きまでわかる
  • 勘定科目や仕訳の基本,領収書の正しい整理方法,正しい経費計上のしかたや減価償却による経費化のやりかたがわかる
  • 医療費控除,ふるさと納税,各種保険の控除や小規模企業共済など,税金を少なくするために見直したい「控除」の全体がわかる
  • 青色申告決算書・収支内訳書の書き方,e-Taxによる提出方法,消費税の申告もわかる

今年から変更・導入されるトピックに対応。iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入年齢引き上げや,子育て世帯を対象とした生命保険料控除の拡充など,ライフプラン設計や家族との暮らしに関わる改正点をおさえましょう。

毎年の法改正や慣れない作業に振り回されることなく,本業に集中したいフリーランス&個人事業主の方にピッタリの内容。手元に置いて手順どおりに進めることでスマートに確定申告を終わらせることができます。

良い週末をお過ごしください。

(Gihyo Digital Publishing)

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