刻々と移り変わる情報技術、インターネットの業界。次々と登場する新技術を、日々キャッチアップするのは大変です。技術の進化を追うためは、知識の積み重ねが必要な場面が多々あります。しかし、進歩すればするほど、学ばねばならないことが増えるばかり...。しかも、情報技術の広範なフィールドでは、必要な知識の範囲は広がるばかり...。
技術書籍シリーズ「WEB+DB PRESS plusシリーズ 」 は、IT業界で活躍されている幅広いエンジニアの方々へ、「 TOPエンジニア直伝の実践的な技術知識をお届けしたい」というところからスタートしました。若いエンジニアや学生の方々には、一線で活躍する経験豊富なTOPエンジニアによるテーマを絞った技術解説を、新たにどんどんと学ぶ燃料にしていただけるように。業界歴の長いエンジニアの方々には、効率的な知識の整理の上、さらなる今後の糧としていただけるように。本誌『WEB+DB PRESS 』という定期刊行物発の書籍シリーズである特徴を活かし、幅広い題材から旬のテーマを選び体系的な解説とともに、即戦力度と知識の長持ち度を兼ね備えた内容にしたいと、ココでしか読めない書き下ろし満載で一冊一冊リリースし続けてきました。
第一弾の書籍登場から3年を経て、いよいよ今夏、本誌『WEB+DB PRESS』でいうと2年分の冊数である「12冊」の書籍が勢揃い。そこで今回、12冊の各書籍の執筆陣に、読者の方々へメッセージや発売後の後日談などをお寄せいただき、これまで発売後になかなか語られることのなかった著者の方々のメッセージが集結したこのコーナーを実現する運びとなりました。
開発現場で培われたリアルな実践知識満載の「WEB+DB PRESS plusシリーズ 」 。今後も旬のテーマで続々と新刊が登場予定ですので、ぜひご注目ください!
WEB+DB PRESS plusシリーズとは?
WEB+DB PRESS plus(ウェブディービープレスプラス)シリーズは、Webアプリケーション開発のためのプログラミング技術情報誌『WEB+DB PRESS』編集部が自信を持ってお届けするシリーズです。
TwitterもGoogleも、はてなもWikiも、大規模サービスもクラウドも。 みんなWeb技術でできている
『Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST』
山本陽平 著
著者メッセージ
発売後にネット上で感想を追っていると、Twitterのつぶやきが多いのに時代を感じました。しかし、それらのつぶやきもまたWeb技術を使ってなされているのが興味深いです。Webって本当にシンプルだけれど奥が深いですね。( 著者 山本陽平)
日本語を扱うために、一度は通っておきたい道がある(!?)
『プログラマのための文字コード技術入門』
矢野啓介 著
著者メッセージ
発売以来、おもしろかった、わかりやすい、など多くの反響をTwitterやブログを通じていただいています。読者の方に深い感謝を捧げる次第です。より多くの方に本書をお楽しみいただき、かつ、知識のブラッシュアップをしていただければと思います。文字コードは断片的にしか知らなかったという方には、とくにお役立ていただいているようです。( 著者 矢野啓介)
「制約と活用」をわかりやすく解説した定番書!
『Google App Engine for Java[実践]クラウドシステム構築』
( 株) グルージェント 著
著者メッセージ
本格Google App Engine for Java書籍として本書を上梓して後、App Engineはさらに多くの機能が追加され、PaaS(Platform as a Service)の本命として進化・普及を続けています。変化の速い技術分野ですが、本書が解説するクラウドの制約と活用の考え方は長く通じる概念です。ぜひ今後も手元に置き、折りにふれ読み返していただけますと幸いです。( 著者を代表して 栗原傑享)
コミュニケーション系のビジネス開発をしている人は必読!
『パターン、Wiki、XP ……時を超えた創造の原則』
江渡浩一郎 著
著者メッセージ
出版以来、いろいろな感想をお聞きしました。一番うれしかったのは、「 コミュニケーション系のビジネス開発をやってる人は必読」というコメントです。今、コミュニケーションをいかにビジネスにつなげるかという議論が盛んに行われています。その際に、パターンランゲージの考え方をぜひ参考にしてほしいと思ってます。( 著者 江渡浩一郎)
技術大好きエンジニアも迷えるSEも必読の「悪魔的」生き残り術
『誰も書かなかったSEサバイバルガイド ……やりたいことしかやらない「悪魔の流儀(デーモン・スタイル)」』
桐山俊也、川村丹美、西澤晋 著
著者メッセージ
生き残れる人には共通して、価値観→判断基準→行動パターン→成果といった関係があります。行動だけを表面的に見たら「とても理解/真似できない」と思えても、最初の価値観から順に積み上げていけば、行動はむしろ結果に過ぎないことがわかるでしょう。わかれば実行出来る→実行すれば生き残れる……というのが本書の狙いです。( 著者を代表して 桐山俊也)
24時間365日、止められないすべてのサービスのために。 6名の執筆陣がここに集結
『[24時間365日]サーバ/インフラを支える技術 ……スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用』
伊藤直也、勝見祐己、田中慎司、ひろせまさあき、安井真伸、横川和哉 著
著者メッセージ
この本、一番ありがたく活用しているのは著者でもあるボクかもしれません。というのも先日、インフラ構築をしたときも傍から手離せませんでした。「 陳腐化しない実践的な内容」という本書の狙いをまさに体現している次第です。要素技術の組み合わせ方・考え方を知るには今でも、そしてこれからも、大いに参考になる書籍だと思います。( 著者を代表して ひろせまさあき)
普通のやつらの上下左右前後を行きたいなら、必読です!
『小飼弾のアルファギークに逢ってきた』
小飼弾 著
著者メッセージ
これまでのアルファギークによる、これまでのアルファギークたちの、これからのアルファギークたちのための連載を一冊に。普通のやつらの上下左右前後を行きたいみなさん、普通から縦横無尽な彼らがいかにしてそうなったかを知る唯一無二の機会ですよ。( 著者 小飼弾)
「だから受託は駄目なんだ!」と、つぶやく前に読んでみよう
『受託開発の極意 ……変化はあなたから始まる 現場から学ぶ実践手法』
岡島幸男 著
著者メッセージ
「受託開発なんて終わってる」と言われる、今こそ読んでいただきたい! そんな気持ちを込めて書きました。新人には実用的、中堅的には共感できる、そんな内容になっています。発売後、あちこちで「共感しました!」と反響をいただいたことが印象深いです。HowTo本のようでいて、実は読者に意識改革を迫る一冊なのです。( 著者 岡島幸男)
大規模! 分散! 並列! 今をときめくクラウドを支えるコア技術の最前線
『Googleを支える技術 ……巨大システムの内側の世界』
西田圭介 著
著者メッセージ
今まで見たこともなかった技術を知ると、いつもわくわくします。本書を読んで、同じように感じてくださる読者も多かったようで、筆者としてはこの上ない喜びです。本書に登場する技術は、今ではクラウドを支える技術として広く知られるようになりました。クラウド時代を支えるエンジニアにはぜひ読んでほしいです。( 著者 西田圭介)
ソース変更+ブラウザリロードですぐ確認。 これが「スーパーアジャイル」なJava開発だ!
『Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発』
ひがやすを 著
著者メッセージ
Javaの生産性が悪いというのはもう過去の話です。ソースコードを修正し、ブラウザのリロードで変更が即座に反映されるHOT deployによってJavaの面倒なところはかなり改善されました。EclipseなどのIDEと組み合わせることによってさらに生産性は向上します。自信を持ってJavaをお使いください。( 著者 ひがやすを)
プログラミング系学習ドリルの元祖! SQL習得の定番書
『改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル』
羽生章洋、和田省二 著
著者メッセージ
SQLについて手を動かして身につけるドリルという形式では、実は元祖のこの本、RDBMSの内部動作を説明しているイラストにも要注目です。複雑なSQLも地道な段取りで順番にデータを扱ってることが理解しやすいように描かれています。可愛い絵の裏には、手だけでなく目からも理解が深まる仕掛けがあるのでした。( 著者を代表して 羽生章洋)