4月23日にリリースされる予定のUbuntu 26.
Ubuntu 26.04 LTS Resolute Racoon
Ubuntu 26.
アライグマは特段珍しい動物でもないので、よくも悪くも特筆すべきことはありません。
25.
リリースノート
26.
GNOME 50 “Tokyo”
コードネーム
GNOMEの各リリースにもコードネームがあり、直近でイベントが行なわれた都市から取られています。第894回でも紹介したように昨年12月にGNOME Asia Summit 2025が行なわれたため、50のコードネームは
コンポーネントのバージョンと変化
いつものようにコンポーネント表を見ていきましょう。
| バージョン | コンポーネント |
|---|---|
| 3. |
gnome-menus |
| 3. |
gcr |
| 3. |
gnome-online-accounts |
| 46. |
gnome-disk-utility |
| 47. |
gnome-bluetooth-3-common, seahorse |
| 48. |
baobab |
| 49. |
gnome-font-viewer, gnome-logs, tecla, yelp |
| 50. |
adwaita-icon-theme, gdm3, gnome-calculator, gnome-characters, gnome-clocks, gnome-control-center, gnome-initial-setup, gnome-keyring, gnome-remote-desktop, gnome-session-bin, gnome-settings-daemon, gnome-shell, gnome-text-editor, gnome-user-docs, loupe, mutter-common, nautilus, orca, papers, ptyxis, showtime, ubuntu-session-common |
ポイントとしては、
また
同時に
GNOME Shellの検索機能
GNOME Shellの検索欄からWeb検索とsnapパッケージの検索ができるようになりました
かつてのUnityには類似の機能があったので、ベテランのUbuntuユーザーは懐かしいことでしょう。
中クリックによる貼り付けの挙動
筆者として見逃せないのは、マウスの中クリックでクリップボードの中身の貼り付けができなくなったことです。マージリクエストによると、X11を使用したXセッションが利用できなくなったので、X11由来の挙動も削除してしまおうということのようです。たしかにWindowsユーザーにはよくわからない挙動かもしれませんが、四半世紀という単位でこの挙動に慣れ親しんだ筆者にとっては不便極まりないものです。あくまでデフォルトでは無効にしたということであり、以前と同じ挙動に変更できます。これなら筆者としても我慢ができるところです。
端末から変更する場合は次のコマンドを実行してください。
$ gsettings set org.gnome.desktop.interface gtk-enable-primary-paste true
「Tweaks」
オンラインアカウントのGoogle連携
オンラインアカウントのGoogle連携ができなくなりました。理由はライブラリ開発者の人手不足ということです。今のところメニューには存在しています
オンラインアカウントは事実上Nextcloud専用機能になったといっても過言ではないでしょう。しかしそれほど悲観する必要もなく、第725回で紹介したようなRcloneとそのGUIフロントエンドを組み合わせれば、Googleを含む多数のクラウドストレージサービスと連携できます。
ソフトウェアとアップデート
長い間親しまれてきた
Ubuntu Proに関しては
- ミラーサーバーの変更
- アップデートの実行タイミングの調整
- LTSから通常のリリース
(中間リリース) へのアップグレード - 主にNVIDIAドライバーの追加インストール
第898回でも紹介したように現在は日本のミラーサーバーがない状態なので、パッケージのダウンロード速度に不満を持ったとしてもサーバーを簡単に切り替えることができません。NVIDIAのドライバーはわりとこまめにバージョンアップがリリースされていますが、
「ソフトウェアとアップデート」
パスワードのフィードバック
Ubuntu Weekly Topics 3月6日号でも紹介されているように、sudoでパスワードを入力する際にフィードバックが表示されるようになりました。
フィードバックというのはちょっとわかりにくいですが、要するに何文字入力したかが
以前の挙動に戻したい場合は、sudo visudoを実行し、Defaults !pwfeedbackを追加してください。
パッケージのアップデート
パッケージのアップデートタイミングが変更されました。
今まではアップデートがあるとその旨を告知し、実行のタイミングはユーザーが任意に決めることができていました。アクティブなウィンドウを奪ってしまうので、例えば文字の入力中だった場合には不都合な挙動です。
しかし26.
任意のタイミングでアップデートを実行したい場合は、
CUDAとROCmのパッケージ
GPGPUの実行環境であるNVIDIAのCUDAは、古いバージョンだとUbuntuのリポジトリにもありますが、新しいバージョンが必要となった場合はNVIDIAのリポジトリを追加する必要がありました。詳細は第891回をご覧ください。
しかし、この26.
またAMDのROCmに関しても同様で、FFeが必要にはなったものの、Ubuntu Weekly Topics 2025年12月12日号で紹介したように、Ubuntuのリポジトリから取得できるようになります。バージョンはリリース段階で最新安定版の7.
FDE
FDE
カーネルのバージョン
カーネルのバージョンは7.
最小限スペックの引き上げ
26.
これはあくまで現在